AV関連で検索されるキーワードとして「熟女」の人気が高くなり、もうかなりの年月が経過しました。
この「熟女AV人気」はいまだに安定して続いています。
理由としては「AVを見る男性の年齢が上がったから、それに合わせて熟女の人気が高まった」なんて意見がありますね。
それもけっして間違いではないでしょう、しかしはっきり言って「熟女・人妻」系AVに出演しているAV女優の年齢は、けっして世間一般で言う「熟女」レベルではありません。
世間一般では、熟女と言えば若くとも40代以上のイメージがあります。
一方、AV業界で熟女AVに出演するのは、20代後半から30代もゴロゴロ。
人妻AVまで含めると「若妻ジャンル」として、ほかのAVでは制服を着ているような女の子が「若妻」として出演している作品も見られます。
AV業界に限って言えば、女の子が若くても熟女・人妻系AVに出演できる懐の深さがあるわけですね。
そんな熟女AVの世界で、少しずつシェアを拡げつつあるのが「おばさんAV」です。
「熟女とおばさん、どう違うの？」と一瞬戸惑ってしまうかもしれませんが……。
あらためて「おばさんAV」の魅力と、熟女AVとの違いについて考えてみました。
Contents
「おばさん」という言葉から想像されるイメージとは？
熟女AVとおばさんAVを比較して考える点において大切なのは、まず「熟女」と「おばさん」という言葉から生まれるイメージの違いにあります。
「熟女」は、どちらかと言えば「清楚でキレイ」「艶やか」、そして「エロい」とのイメージが抱かれるケースが多いでしょう。
まあ、これは「AV業界限定で」の話かもしれませんが、AVでは「熟女」＝「美熟女」の公式が成り立っているわけですね。
一方「おばさん」は、と言えば「親しみやすい」といったイメージがある一方で、「人目を気にしない」「自分勝手」「強引」など、マイナスイメージがあるのは否定できません。
これは1980年代に流行した『オバタリアン』、ずうずうしくてパワフルなおばちゃんたちをコミカルに描いたギャグ漫画の影響があるのかもしれませんね。
こういった事実だけで考えてしまうと、言葉としての「おばさん」には「スケベさ」や「エロさ」といった、AVに必須の要素が足りないようにも思えます。
しかし「おばさんAV」には、かなりガッツリとした「エロさ」があふれたイメージがあるからこそ、だんだんシェアを拡げている事実があるわけですね。
それではAV業界における「おばさん」には、なぜそのようなガッツリエロのイメージがあるのでしょうか？
「おばさんAV」は男性を誘惑して自分の性欲を発散させる「ドスケベ痴女」のイメージがある
世間で販売されている「おばさんAV」のタイトルラインナップを見てみると、ある程度の共通点が見つかります。
まずは30代から40代の、比較的一般的にも「おばさん」と呼ばれる年代のAV女優さんが出演している場合が多い点です。
少なくとも20代前半の「若妻」とされるレベルのAV女優さんは、まず「おばさんAV」には見られません。
またボディラインも、おっぱいが少々垂れ気味だったり、下腹がぷっくりと出ていたりと、いわゆる「ちょっとだらしない」と呼ばれる感じのAV女優さんが多く出演しています。
このような言い方をすると「悪口では？」と感じるかもしれませんが、これはけっして悪口ではありません。
いかにもやわらかい感じのボディラインで、抱きしめられたときなどに、まさに包まれたような安心感と癒しを味わえるのでは、とリアルな想像ができるようになっているわけですね。
そしてメイクもナチュラルメイクではなく、いわゆるケバめの厚化粧が意識されている「おばさんAV」も多くあります。
このように「おばさんAV」では、これでもか！というほど「おばさん感」をアピールしてくるわけですね。
本来「エロさ」からかけ離れたように思える、これらのおばさん要素をアピールする理由はと言えば、まさに「ギャップ」からくるエロさを狙っている、と考えられるのです。
実際に「おばさんAV」を鑑賞してみると、おばさんが若い男性の肉体に発情して誘惑する、優しく性的なテクニックで気持ち良くしてあげる……といった、おばさんが若い男性を積極的に犯す「ドスケベ痴女AV」が数多く見られます。
自分から男性にまたがって腰を振るハードな騎乗位や、大声で喘ぎまくるような「下品系」のプレイも特徴のひとつですね。
つまり「おばさんAV」は、さまざまな「熟女AV」のなかでもとくに「男性を自分から犯すようなドスケベ痴女AV」に分類される、特化型AVと考えられるのです。
言い変えれば「おばさんAV」がひとつのジャンルとして確立してきた背景には、熟女AVがその高い人気の影響で、熟女AVのなかでもさらに細かいジャンルに分かれてきた影響がある、と考えられます。
これもAV業界における、ひとつの進化の形の表れと言えるのではないでしょうか。
自分からセックスに積極的にならない「受け身男子」には「おばさんAV」の需要が高い
「おばさんAV」の需要が高まっている背景には、AVを視聴する側の変化もひとつの理由として考えられます。
最近の日本では、性欲が弱めの「草食系男子」や、女性をリードするよりも女性にリードしてもらうセックスが好きな「受け身男子」が増えている、と言われています。
「草食系男子」や「受け身男子」には、AVもドスケベ痴女にリードしてもらう、そういった作品が好まれる傾向があるわけですね。
もちろん「ドスケベな女性が好き」なのは、受け身男子だけとは限りませんが、受け身男子の存在は「おばさんAV」の普及に大きく影響している、と言えます。
なによりも「熟女AV」と「おばさんAV」のジャンルとしての細分化は、性の好みが個人によってより細分化しつつある日本において、ユーザーひとりひとりの欲求に可能な限り応えることでその市場を確保する、AVメーカーの努力の結晶なのです。
おすすめの「おばさんAV」をご紹介！
おすすめの「おばさんAV」を5タイトル、ご紹介します。
まだ熟女ほど「メジャー」とは言えない「おばさん」ジャンルですが、それだけに「おばさんAV」からは、制作陣のこだわりやおばさん愛が感じられるタイトルが非常に多いのが特徴ですね。
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