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その昔は親和性の高さから補い合っていた業界でしたが、2025年の現実は!?
AVが発展していく過程と、風俗が発展していく過程はほぼ同じだと思います。ブルーフィルムや、ポルノ映画などアングラな存在はずが、新しいメディア(VHS)とともに発展したAV。ソープとピンサロにヘルスしかなく、本当に好きな人とかしか行かなかった風俗。
それがお互いの面白いと感じたところを吸収することで、変わっていきます。最初は、AVが人気風俗嬢を一本釣りスカウト(お店にお客としていき、直接口説く)して引き抜いたりして(出演してくれる女性が少なかったため)、両者の関係はバチバチだったそうです。
しかし、AV的な内容(オモチャを使うプレイやコスプレ)を組み込んだ風俗としてイメクラが登場しました。セクシー女優がソープ嬢になって主観映像で撮影するシリーズは未だに人気が高いなど、相互関係が築かれているような雰囲気に変わっています。
マットプレイ可能な湯船付きスペースがある撮影スタジオなどもできて、さらに量産されています。外ロケの必要がほとんど無く室内で撮影が完結するので、風俗作品は作りやすいのです。人気もあるしコスパが良い作品といえるでしょう。
デリヘルには、AVプレイというオプションコース(撮影可能)が店によってあるそうです。どうやってデータを管理するのか謎ですが、人気高いらしいです。iPhoneとかのレベルじゃなくて、ゴツいムービーカメラを持ち込む人がほとんどなそうです。
お互いが、「あんなことしたい」というエロ妄想を叶える相互補完関係になっているわけですね。違いがあるとすれば、非接触型と接触型かなと思っていました。
ところが、セクシー女優が、「サイン会」という名の接触型ビジネスを採用するようになってから事情が変わってきます。
この時期は、アイドルも握手会とかチェキ撮影などの接触ビジネスを採用するようになりました。この頃は、風俗のアドバンテージが下がりました。昔の風俗とは、顔が可愛ければサービス悪くてもOKだったり、逆に顔がNGでもサービス抜群で最高だからOKとなったりと、どちらかが良ければ通います的な人がほとんどだったわけです。
そんな男性の価値観が変わってしまったのです。つまり、「可愛いコと握手できたり、2ショット撮影できたりするならば、性的な行為なんか無くてOK!」となったのです。そしてアイドルにするのと同じことをセクシー女優にも求めるファンがつくようになります。
「作品ではSEXしているけれど、自分の目の前にいるリアルな彼女はアイドル」という価値観です。業界側も、ビジネスとして成立すればOKなわけですから、AVを買った後に、その人が観ようが、観まいが関係ありません。売れるけれどあまり観られていないAVが存在したわけです。でも、アイドル的な活動を成功させた人は、セクシー女優として成功するのも事実です。作品は確実に売れるわけですから。
とてもわかりやすいスケベムード満点なエロ姉さん的女優の、業界から評判の高いど淫乱作品でも、出演女優がサイン会などの直接会えるイベントを開催しなければ、アイドル女優よりも下回ってしまうのです。
風俗業界にも変化の兆しが現れます。それはコロナ禍前からスタートしていた風俗嬢による「写メ日記」というサービスです。これは顔や乳首は隠しつつ写真を撮り、言葉で誘惑セクシーな内容を書いて、お客さんに自らを宣伝するものです。
「昔からあるだろう」という人は、最近のパターンを見ていないはず。今は、「お客さんに愛情アピールを繰り返す」ガチ恋パターンに変わったのです。つまりTwitter(現在のX)で、セクシー女優がやっていたパターンと同じです。
結果、風俗嬢に会いにいく際、差し入れを持っていく人が増加します。本人が「オプションの電マ大好き」と書いていれば、電マを付けてあげる……自分の趣味で付けるのではなくて、電マが好きな嬢に喜んでもらうために付けるという理屈です。お店に抜きにいくのではなく、彼女に会いにいく感覚なのです。
この写メ日記の成功によって、全国の風俗嬢が、アイドル化していきます。「抜いてもらえるアイドル」どころか、「月1会える彼女」に変わってきました。そりゃあ彼女だったら色々なものを買ってあげますよね。
筆者がデリヘル嬢に聞いた話では、「月1来るお客さんで、まずは映画を観て、その後にフランス料理のコースを食べる。これだけで6時間くらい。最後の1時間に部屋に入って一応抜いてあげる感じの人がいますよ」なんていうのがありました。でも今は、もっと短い時間でリアルな感じかも2時間ホテルの中にいるみたいな。
風俗好きはAV好きと言われる時代がありました。まさに補完しあっていたのですが、2025年はむしろライバル関係に変わりました。エロい行為をするのか観るのかという違いではなくて、求めるものは同じ「ガチ恋」なのです。
アイドルという、日本特有の偶像崇拝システムは、今や「ガチ恋」がメインです。この考え方や接し方が、アイドルだけでなく、セクシー女優や風俗嬢にも及んできているのです。この3者は今やライバル。なので、相互補完関係が成立しなくなってきています。
そんな関係性に変化しつつある風俗系AVですが、最新作だとどのようになっているのでしょうか。紗倉まなちゃんと柴崎はるちゃんの風俗系作品を観つつ、AVの中では、風俗がどのように描かれているかを含めて解説していきたいと思います。
リアル風俗とAV風俗の最高の違いをわかりやすくまなてぃがフルコース責め!
実際の風俗とAVの違いとはなんでしょうか。日本の場合、合法的にはSEXの営業はNGということです。ソープに警察が入るのはそれが逮捕理由です。AVでもその部分がよく問題視されます。「挿入はしないさせない、お金は受け取らない払わない」です。
たまにお願いしちゃうお客さんがデリヘルや箱ヘルなどであるそうな。しかし部屋にはカメラやマイクが仕込まれています。嬢からの報告も含めて、お客が何をしたかを店舗は把握しています。この時代に珍しいオッカナイおじさんが登場して、罰金を取られ、店を出禁になり、ガチ恋とか言っていられなくなります。最近は系列店系が多くなっているので、ブラックリストに載ると二度と風俗遊びができなくなるようです。時効とかあるのかな?
しかしAVの風俗作品の場合、「内緒で……」とおねだりすると、「内緒ですよ」と目をキラキラさせてSEXに応じてくれるシチュエーションだらけ。つまり「理想的な風俗世界」を描いているのです。「極上風俗5コスプレ×絶頂シコシコ射精フルコースSPECIAL!!!!! 紗倉まな」も同様です。
まなちゃんは、言葉責めしながらち●こを舐めて擦って、コントロールする小悪魔ナースに扮して登場。弄られる男は、勃起してしまえば逃れられません。精液を発射するまでは、言われるがままです。
手コキは自分のオナニーの延長線上で観ていますし、お口の場合は、見た目からくる刺激です。可愛いまなちゃんの顔と自分のち●こが同一アングルにあること、自分の汚いち●こを舐めていることに興奮するのです。
続いては、テレビ番組のキャラクターとして一世を風靡した女ポリスとして登場。いわゆるM性感責め。鞭をふるい乳首やパンツ越しにチン刺激を与えると、ブリーフからわかる勃起ち●こ。最近は、モザイクで見せるよりも、ブリーフ越しに勃起をわかるようにセットさせるのがAVの流行のようです。
こちらは射精だけでは許してくれるわけがない。イッた直後にまだ勃起しているち●こを強制的刺激をし続けると、吹き上がる男潮。ちなみに女性の潮吹きは、ほぼ定着したようで、素人娘でもできるようになっていますが、男性はまだまだ未開発の人が多いです。
男潮が絶対に吹かない人はただの怖がりで痛がりです。男性は強烈な痛みに弱いのです。水を大量に飲まなくても、水分は抽出されますので、おしっこは出ますよね。同じ理屈で男潮は吹くのです。ただ怖がりなだけです。作中でも大絶叫していますね。
まぁ風俗嬢だろうがパートナーだろうが、手コキに関しては、強弱を細かく指示する男性は多いですから、あんな感じにNOコントロールで弄られると怖いのでしょう。まなちゃん男潮吹かせて楽しそうな笑みを浮かべます。
男潮は、男性が女性に大きな信頼関係を持っていないと難しいようです。風俗だと成功できないことが多いのはそんな理由。AVというのは、映像として、わかりやすく責め手と受け身を分けます。なので、撮影前段階の打ち合わせから、どこまでするという取り決めと信頼関係ができています。男潮を味わいたい男性からすると、あの男が絶叫するシーンは夢のプレイなのかもしれません。
さて可愛らしい浴衣姿でのフェラチオから始まるプレイは、相手の男がどこかに電話をしています。日常と非日常の合体でしょうか。こういう行為ってしてみたい願望ある人多いのでは? そんな状況での非日常的フェラをすっかり楽しんでいる淫乱デリヘル嬢のまなちゃんなのです。
こういうシーンでのまなちゃんは、相変わらずのベビーフェイスが功を奏しますね。キュートさが熟女の浮気とは全く違う雰囲気になっていくわけです。会社の部下との浮気っぽいイメージといえば良いかもしれません。しかも浴衣デーなのか、サービスプレイです。
着物系の最高なところは、着衣プレイが簡単にできることでしょう。パンツ履いていようがいまいが、スルッとお尻を出せばスポッと挿入できちゃいます。この着衣プレイ、特に浴衣での着衣プレイって、やりたい人は多いと思いますが、実は難しいです。だって帯がありますから。
今どき簡易性着物もあって、帯はパチっと止めるものもありますけれど、それだとまさに、SEXのための着物になってしまいます。
本当のところは、たまたま浴衣を着ている彼女と、ホテルの中で乱れた格好を目で楽しみ、はしたなく見え隠れするおっぱいやお尻、さらにはま●こを楽しむのが最高というわけです。
参考までに解説を付けると、先ほどのミニスカポリスでは股間をおっ広げするシーンありましたけれどパンツを履いてます。あっちの場合は下着の股間を見せつける興奮を選択しております。男の興奮は複雑です。
浮気恋愛風味のSEXをたっぷりと楽しんだ次は、完全主観映像で、バイノーラル録音で迫る言葉責め巫女さんです。言葉はもちろん、舐め回す音の臨場感もたっぷりあるので、イヤホンかヘッドホン推奨です。というか最近のAVは、位相も完璧なので、騒音も考えるとちゃんとイヤホン&ヘッドホンをしたほうが楽しめますよ。
まなちゃんがあなたに迫るだけでなく、身体中を舐め回すことを堪能できちゃうのです。VRの場合、このあたりは完璧なのですが、ノーマルAVだって、撮影機材の進化と映像メディアの進化の影響をたっぷり享受しており、かなりわかりやすくなっています。
そんなこんなで、じっくりと男を舐り回したまなちゃん。最後は、メイドソープ嬢になって、ご奉仕しちゃいます。コスプレは、まなちゃんのように可愛く似合うことはもちろんなのですが、シチュエーションプレイなのも大きなポイント。演技力がないと、観ているうちに、中折れ現象になることもしばしばらしい。
AVにドラマなどいらないと語る人は多いですし、ただ発情した男女が絡みあう作品も人気があります。でもAVの進化というのは、「誰かわからないけれど、この人が日常のどこかにいて、そこで繰り広げる非日常な痴情劇を楽しむ」ものだと思います。
風俗作品はまさに、コスプレの卑猥さを味あわせつつ、シチュエーションのエロさにのめり込ませるための演技力は必須なのです。
紗倉まなちゃんの作品は、大枠シチュも変態っぽいものが多く、一見でも興奮できちゃいます。何しろ可愛いし。さらに観ていくと、細かい部分がエロい。フェラの舌の遣い方や、挿入された際の破廉恥に開いた股間の角度とか。
最初に観たときには気が付かなくとも、何度も観ると夢中になってしまう媚薬のようなシーンが散りばめられています。
風俗にとってありそうであり得ない夢のような展開を、まなちゃんで、たっぷりと堪能してください。
歌の題材になったことがある魅惑のシチュエーションはAVでこそ実現可能!?
知り合いが風俗嬢をやっていることに気が付く。それも自分だけだ。内緒にしてあげるから一発ヤらせて……なんて魅惑な話が簡単に転がっていたらどれだけ楽チンな人生だと思いますよね。実際に風俗嬢だと色々と見張られているし、そんなシーンはあり得ない……たまにさせてくれちゃう人もいるらしいけれど?
とにかくご法度な事実と自分だけが特権階級になれるという状況をたっぷりと楽しむことができるのが、「デリヘル呼んだらいつも領収書を突っ返してくる経理部の欲求不満OLと遭遇「まさか、飲食代で落とさないでくださいよ…」と言いつつ生本番させてくれ自宅でも会社でもヌいてくれる関係に 柴崎はる」です。
主演の柴崎はるちゃんのメガネをかけた真面目OL姿がたまりません。2025年大河ドラマに、江戸時代メガネヒロインが登場していますけれど、男って萌えが本当に好きになったと感じます。演じているのが橋本愛さんという美形な存在なので、よりギャップが激しく萌え悶えている人は多いでしょう。ご本人もそんなことわかって、ノリノリに見えます。
話題をはるちゃんに戻しまして。そんな真面目OLの裏の顔が、デリヘル嬢だったという人気シリーズです。デリヘルを呼んだら彼女と偶然出会ってしまうのです。経理部の彼女が、飲食の領収書に対して厳しかったのは、実際に働いているから、それがトンネル店舗の領収書とわかっていたのかも。
優位に立った男性社員は、彼女に本番を要求するわけですが、実は裏の顔は感じまくりの淫乱女で、徐々にはるちゃんのプレイ中の表情や反応に変化が生じてきます。
「腰を振っているじゃん」「振っていません」という丁寧語の会話がまたソソるなんてこともあり、中出ししちゃうと、「膣ナラ」(膣内にピストンで空気が入ったためにそれを押し出すときにオナラのような音がすること)してくれちゃって、はるちゃんの肉体をたっぷり楽しんじゃいます。
調子に乗った男は、会社内でもエッチなことを要求。フェラをしながら文句をいうはるちゃんですが、むしろ言葉責めシチュになり男はさらに興奮。お口刺激だけでは我慢できずに、スカートを捲り、パンストを破いて挿入へ。着衣プレイでのOL SEXはまた興奮の角度が違っていていい感じです。最後はもちろん彼女にハマりまくりの中出しフィニッシュ。
この辺りから、はるちゃんの雰囲気が変わってきます。嫌々している感じだったのが、男に言われるがままのプレイに興奮し、そんな淫らなSEXを堪能しちゃうのです。
そして出張から帰宅した男の部屋に押しかけるはるちゃん。「デリヘルとか呼んでいなかったでしょうね」と言いながら、男のち●こを独占していきます。電マオナニーをしながらフェラをして、欲求不満だったことを男にアピールするシーンの卑猥さは格別です。
前のプレイでは、命令されて騎乗位に応じていたはずのはるちゃんですが、ここではすっかり自ら上に乗っかって、ち●こを堪能しまくります。ストロークの長いピストンで、ち●この刺激を膣にたっぷり感じまくり。さらに体位を変えると、ち●この挿入角度や亀頭や肉棒をたっぷりと堪能する卑猥すぎるプレイで悶えるのです。
ちなみに男にとってみれば、膣圧の違いくらいが女性の個体差を見極める要素ですが、女性は体位をちゃんと変えて、膣内の刺激位置を変えるなどして、違う感覚を味わいます。なのでSEXにハマると、悶え動き回るようになり、ひたすら夢中になるのです。
男性が女性よりも飽きるのが早いのではなく、女性側は、1本のち●こで色々と堪能できるので、人にもよりますがあまり早く飽きないのです。男に惚れるではなく、「ち●こに惚れる」のです。男は複数の相手と浮気して、違いを楽しみますが、女は何度も違う感触を味わい、そのち●こを堪能するのです。
風俗嬢だって続けていくうちに、ラブラブなち●こを発見したりするそうです。そんな素敵で魅惑のち●こが、自分にハマって、何度も通ってくれて、色々買ってくれるわけです。仕事とはいえ好きになったほうが持続できますよね。もちろん急に覚めるのも女性ですけど。
作品を観つつ、風俗との違いを検証してきましたが、みなさんは、風俗嬢とセクシー女優のどちらを選択しますか。「どっちも欲しい」と考えて、どちらも堪能するのが、別次元の快楽なので最高かも。
記事=麻雅庵(https://twitter.com/an_asaga_otft)
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